水道検針日記(199Y年7月1日)~W杯中の検針はツライ

ちょっと久しぶりの検針日記。毎月のこととして、月末は1週間近く休みになるため、生活パターンが夜型になっていて、6月も寝るのが午前3時前後になっていた。そのせいか、昨日は4時くらいまで眠れないでいて、さっぱり眠気もないので、4時からのアルゼンチン-イングランド戦を最後まで観てしまった。

この試合は前後半90分で決着がつかず、延長戦、そしてPK戦にまでもつれこんだため試合終了が6時半近く。結局、そのせいで2時間しか寝ないで仕事をやった。寝不足で多少しんどいものの、試合は白熱して面白かったし、ミック・ジャガーが手拍子して応援しているのを見れたしね。

英語で唄うロックスターと呼ばれる人たちは世界にたくさんいるわけだけど、イギリス人男性はみんなサッカーが好きみたいね。ミック・ジャガーなんて変人で何考えてんだかよくわかんないイメージがあったけど、興奮して手拍子している姿を見ると「なんだ、こいつも世間一般の人たちとそんなに変わんないじゃん」と思ったなぁ。

 

午前中は晴れて日差しが強かったのと、寝不足なのとで時々気持ち悪くなった。だからこまめに短い休息を取って水分を補給した。現場はM町。230件。ここは50部屋があるマンションと公団住宅と某カルト教団がある地域だ。休み明けで仕事をする気にあまりならないし、眠いのとで多少つらい。早く終わりたい。こういういときは誤検針してしまいそうだから気をつけないと。

増減のピー音も比較的少なく、特に誰かと話をする機会もなく終了。次はN町。180件。しかし、途中でバッテリーがあがってしまって、会社に電話したら社員も出払っているので、とどけてもらうこともできず、仕方なく自分で会社に取りに行く。

1時50分ころに現場に着いて検針。4時頃終了。午後からは曇っていくらか涼しくなったので、調子がだいぶよくなった。

今日はまだそれほどでもないが、これからどんどん暑くなる。暑くなってきたせいか、大学の学生も表情が明るいし(夏休み近いしな)、家を改築してから水道代が2万から5万になって悩んでいたジュリエット・ビノシュ(に似ている)おばさんも毛並みがいいコリー犬を2匹つれて笑顔だった。しかし、この2ヵ月は検針員にはキツイんだよなぁ。