水道検針日記(199Y年8月17日)~シェアハウスで休憩

こんにちは。一週間ぶりの検針日記です。先週は書く気力が湧いてこなかった。暑い日が続いたし、中休みもなく5日連続で仕事があったしね。そもそも2年以上やっている検針の仕事でそんなに頻繁に書くようなネタがあるわけでもないじゃん。

今日はとても暑い一日だった。最高気温が34度まで行ったらしい。僕はあまり汗をかくほうではないんだけど、特に午前中は額から汗が滴り落ちて、シャツもかなり汗で濡れた。

太陽は雲で隠れて出たりでなかったりでも、湿度が高くて空気がムアっとしている。アラブみたいに暑くて湿度が極端に低いのも大変だが、日本のように湿気でべとべとしているのも体力的に多少こたえる。

今日の現場はW町とK町1丁目。合計340件。午前中は特に暑かった。あんまり書くこともないが、冊の終わりの方になるとなんだかフラフラしてきて、多少、頭もぼーっとしてくる。

軽い脱水症状なのか増減の聴取でお客さんと話をするときにいつも通りに声が出ない。出てもなんだか弱々しい声になってしまう。でも、500mlの麦茶を飲んで一休みすれば、すぐに体力は回復する。

最初にW町の冊を終えて、セブンイレブンでおにぎり2個買い、次の現場のK町へ。

現場のすぐ近くに友達4人で住んでるシェアハウスの一戸建てがある。ここの現場のときは僕は必ずここで昼休みをとる。

今日、このシェアハウスに行ったら、玄関が開いていて外から中がよく見えた。玄関の腰掛け部分(座って紐を結ぶところ)と押し入れの一部が壊れていて、もうすでに廃屋一歩手前という気がする。阪神神戸大震災並みの地震がきたら一発で倒壊してしまうだろう。

縁側の方に行って扇風機を回して涼もうと思ったら、そこに友人のPが寝ていた。どういうわけかパンツを左脚は全部、右脚は太腿まで下げてほぼ全裸で熟睡していた。大方、オナニーでもしてそのまま寝てしまったのだろう。

Pの裸を見ながらだと食欲がなくなってしまうので、隣の部屋で休憩をとった。ところで、Pは15日の敗戦記念日公式参拝反対の主旨で靖国神社に行って右翼からしたたか殴る蹴るの攻撃を受けたらしい。

友人Q氏などは顔を殴られてメガネが割れ、左目に赤痣ができていた。日曜に僕が「これで10年間は8月がくるたびにこのネタが使えるね」と言うと、Q氏はニヤッと笑っていた。