水道検針日記(199Z年1月11日)~管理人に怒られた・・・

今日は風が強くて非常に寒い一日だった。ちょっと前に最低気温はもっと低い日はあったろうが、今日はとにかく風が冷たかった~。よく北海道の人が「関東は北海道より寒い」なんて言うけど、それだけ風が体感温度に与える影響って大きいんだよね。

実は土曜から僕は体調を崩していて、寒気と悪寒を感じてちょっとしんどかった。熱もせきもなく、多少体がだるい程度だったので、何とも思ってなかったのが、土曜日に友人宅の新年会会場で気分が悪くなって、悪寒を感じ、結局ほとんど水以外は飲まず食わずだった。ま、いいんだけど。

それで、その新年会で今年初めて友人Pに会った。「正月はどうだった?」と僕が訊いたところ、なんと彼は齢32才にして60過ぎの母親から3万円もお年玉をもらっていた。ぎゃっはっはっは。やっぱり、やばいよ、それは。

まったく、この頃、Pはパチンコばかりやって週に2回働くだけだし、新年会で質問コーナーみたいのがあったんだけど、彼が人に質問するのは「去年の性状況は?」とか「最近、セックスはど~ですか?」なんてことだけだった。しょうがねーなぁ。

 

ところで今日現場はB町とK町合計390件。初めにB町から検針。

ここの冊は、アパートが適度に混ざっていて、体調が悪い上に、190件もあるわりには2時間弱で終了。今日は風が強いせいか、あんまり外を歩く人がいなかった。

どういうわけか、今月に入って4割以上の増減があって「ピー」音がなる家が少ない。いつもの7割ぐらいだろうか。それでたまに「増」の家に聴取すると「あらやだ、お正月に孫たちが来ていたせいかしらねえ」というのが多い。一戸建てはどうでもいいんだけど、一つのマンションで全室「ピー」音が鳴らなくて、明日再調査に来なくていい場合は嬉しい。

時々、一階から上がって行って4階の最後の405室で「ピーッ」って鳴ると、イライラが倍になるけどね。今日は、最後の一戸建てで、必ずカギをかけていて、不在率50%の連続3軒がどれも居てくれてラッキーだった。

それから、金曜日に検針した所の再調査をやって、駅から少し離れた寺の前にあるモスバーガーで昼休み。本当はおにぎりでも買って、公園で食べようかと思ったのだが、風が強くてつらそうなので、こっちにした。あんまり食欲がないのでチーズバーガーとミネストローネだけ日当たりのいい席でゆっくり食べた。

今日、気づいたんだけど、モスは店員に50代のおばさんも雇ってるんだよね。学生バイトばかりのマクドじゃ考えられない。モスのこういう姿勢は評価できる。だって、何でも若い人ばかりがチヤホヤされて、まるで年をとることが恥ずかしいことだといわんばかりに中年以降が冷遇される世の中はおかしいもの。

それからK町へ。ここはほとんど駅前地域だ。マンションが8割方を占める冊なので200件近いにも拘わらず1時間半で終了。ここも4割以上の増減で「ピー」が鳴ったのは2,3件しかなかった。

あるマンションで検針していたら、空き部屋の補修をしていたらしい管理人さんが廊下に出てきて、僕に向かって「おい、もっと静かにやってくれよ」とかなりイラ立った様子で言った。僕としては、そんなにうるさいとも思わなかったのだが、どうやら風が強い状況で、メーターボックスの戸に取っ手などがないため、戸を閉める時に気圧の関係で吸い込まれるようにバタンと強く当たってしまうようだった。管理人さんがイライラしている様子だったので、僕も一瞬、何か言い返したくなったけど、我慢してよかった。

明日も風が強いようなら何かもっと着込んでいかなければ。明日は駅前の噴水の検針だ。