水道検針日記(199X年7月9日)~検針中に猛烈な便意が!

連日暑い日が続いていますね。今日は最高気温が33℃くらいだったらしいのだけど、風があったせいか、それでも涼しい気がした。今日の現場はB町北2丁目(200件)とK町南4丁目(185件)。

B町で検針していたら、あと10件ほどのところで強烈な便意に襲われた。小の方だったらそこらへんの草陰ですましてしまうのだが(立ち小便って気持ちいいよね)、大のほうはそうもいかず、空き家みたいな家があったから庭で‥とも考えたものの、やはりまずかろうということで、自転車に乗って公園を探した。

区内には小さな公園がたくさんあって、多くはトイレも完備されている。多分これはあまりに住宅が立て込んでいるので延焼防止や災害時の避難場所などの目的で作らざるをえないのだろう。

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検針場所近辺のトイレの場所をチェックしておくのは検針員心得のイロハだが、ここは前回から担当し始めたばかりのところなので、まだよくわからない。けっこう焦りながら適当に自転車を走らせていたらあっさり見つかった。よかった。こんなところでもらしていたら大変なことになったろう。

トイレに入ったらなんとティッシュまで置いてあるではないか! 今日に限ってティッシュを忘れたことを呪っていたのだが、何という幸運。きっと僕の前に入った人が後から来る人のために残しておいてくれたのだろう。特にこういう公衆便所で紙がないとつらいもんね。

何年か前に、地下鉄に乗っていて突然下痢に襲われ、紙を買う余裕もなくよろけながらトイレに入って、同じようにティッシュが残してあるのに感激した覚えがある。当時、詳しいことはよく覚えていないが、人間不信でなんとなく人間嫌いになっていたのだが、これをきっかけに「人間ってやっぱり信じられるよ、人を思いやる気持ちって何て素晴らしいんだろう!」という前向きの考えに変わった。

その後、K町の駅前近くをマンションを中心に検針。やっぱりK町はバンド系が多い。今日はあまり食欲もないので、缶ジュースを飲んだだけで何も食べず検針して3時半に帰社。毎日ジュースは5、6本飲んでいる。明日も暑いのかなあ。