水道検針日記(199X年12月26日)~検針員ジョニー

今日は、もう検針の仕事はないが、会社の忘年会があった。事務のMさんが出産のため会社をやめるため、送別会も兼ねている。Mさんは気が強く、はきはきした、事務員としてはお世辞抜きで非常に有能な人だった。

僕は大体現場にいるから詳しいことはわからないけれど、何よりいつも元気で意志伝達がはっきりしているのがいい。ぼそぼそと不機嫌で何を言っているのかわからないということは全くなかった。

会としては、異動した社員に会えたのが嬉しかった。でもな、大体、居酒屋の食事ってまずいよね。腹が減ってるからみんな食べるけど。

日頃、検針員同士の間であまり交流がないので、酒の席ということもあり、何人かといろいろ話をした。たまたま隣に座ったジョニー君という人と話してたら、彼は僕と同じ大学の同じ学部を卒業しているとことがわかった。

「おお~偶然だなー」ともっと詳しいことを話していると(フランス哲学の**先生知ってる? とか)、共通の知人が10人くらいいることが判明。

ジョニー君は5年前の大学1年の頃、僕の友人ら男女6,7人と、全裸で様々な遊びをするパーティーに訳もわからず参加させられていたあの人だった。「なんで、あんなことやったんだろうなー」と彼はボヤく。

ジョニー君は明日の土曜日に自分のバンドの解散コンサートをやると言っていた。がんばってください。