水道検針日記(199Y年1月5日)~中国人の飲食店戦略

今年初めての検針。去年は確か三日から始まったが、今年は曜日の関係で五日からだ。うれしい。

正月休の余韻がまだ残り、午前4時頃に寝るという夜型の生活が抜けきれないまま、仕事を迎えたため、3,4時間しか眠れず、しかも浅かった。今日の検針はH町とN町。まだ五日なので、ポストに年賀状がまだたくさん挟まっている。

まだ冬休みなのか、高校生の郵便配達を何人か見かけた。今日は430件と全検針日の中で2番目に量が多い日なので最後の方がしんどかった。やはり睡眠不足がきく。

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H町でマンションの一室を会社の寮に使っている部屋があって、会社である焼き肉レストランに行くと、従業員が全員中国人だった。まだ日本語を話すのはたどたどしいが、こちらの言うことはかなり正確に聞き取ることができる。

この店は寿司と焼き肉のチェーン店で、都内西部を中心に何十店舗かあるようだ。ということは、この店の経営者は中国人なのだろうか?

僕が何年か前にヨーロッパに行った時に、スペインで何回か中華料理店に行ったんだけど、そこの中国人従業員と同じ異邦人というよしみで、少し話しをしたら、彼らは、同郷の者が集まって、まず何人かがそこで成功したら、仲間を中国から呼び寄せ、またそこもうまくいったら、皆で金を出し合い、近隣の町でまた新たな店を開くということを繰り返しているらしい。確かバリャドリードというスペイン北部の町の店では、20人の中国人が働いているとのことだった。

みんな私生活も中国人同士で固まって、スペイン人との交流はないらしい。こういうのが、ヨーロッパ全土に渡ってあるみたいだった。彼らは、他のレストランより50円~100円くらい値段を安くして、会計の時に小さな烏龍茶の缶のおみやげをあげる。このようなノウハウの上に料理はそこそこうまいから、それで十分やっていけるのだ。

なんだか検針とは何の関係もない話になってしまいましたね。明日は、難所のK町駅前商店街だー。ユーウツ。