水道検針日記(199Y年9月17日)~台風一過

昨日の夜半から今朝9時過ぎまで台風5号の影響で激しく雨が降り続いた。風はあまりなかったですね。

どうやらかなりスピードがある台風だったようで、昨日はテレビを見ながら「今日、本当に雨が強く降るのかなあ」と訝しく思っていたらちゃんと大雨になったし、今朝の8時過ぎにはざんざん降りの空を見て「本当にあと、1,2時間もしたら雨がやんでそれから晴天になって35℃にもなるのだろうか」と不安に思っていたら、ちゃんと10時頃には青空が見えた。35℃まで上がったかは知らないけど。

今朝、目が覚めたのは8時過ぎで、朝食をとってから出勤しようかと思ったが、やはり天気予報を信じて雨がやむことこ待つことにした。今日は比較的件数が少なくてよかった。一昨日みたいに460件もノルマがあったら大雨の中、検針をするところだった。

9時半頃に雨がやんだので、それから出勤。現場に出る頃には西の空は真っ青だった。もう9月も半ばといえ、まだ夏の空だった。突然こんなにあっさりキレイに晴れ上がって(僕は嬉しいんだけど)、ついさっきまで豪雨の中、カッパに長靴で仕事をしていた人は気の毒だなぁ。

検針の方はあっさり終わった。やはり晴れている中で仕事をするのは雨よりも23倍くらい楽だし、精神的に明るい。朝のうちだけ雨で、僕が出勤した頃に止んで、それで雨天手当てがついてくれるのがベスト。

昼休みに小さな図書館に入ってサンケイスポーツと地方紙を読んだ。防衛庁汚職よりもペルージャの中田の方が気になってしまう。たった一試合で活躍したからってマンチェスターユナイテッドから誘いがかかっただのユベントスが中田のチェックを始めただのと、はしゃぎ過ぎだ。

2冊目のB町6丁目では、いつも道路沿いに犬がいる家があって、僕は前回までこの犬に吠えられてビビリつつ塀を乗り越えて(構造的にそうせざるをえないのだ)メーターを見ていたのだが、今日は犬を無視してというか、ニラミつけて威圧してみたら完勝だった。まぁ、向こうも今日はあんまり相手にしてなかったというのもあるんだけどさ。

会社に4時ごろ戻ったら、帰社しているのはまだ2割くらいしかいなかった。いつもは8割は戻っているはずだ。それだけ台風の影響が強かったということか。

会社を出て駅まで歩いていたら、帰社途中の同僚のジョニーとすれ違った。何か言いたそうな顔をしているなと思ったら、月曜に居酒屋で飲んで僕が立て替えておいた1700円をまだ返してもらってなかった。もしかして彼は、僕が忘れるのを期待しているのかもしれないが、そうはいかないぞ。